機能

Delimixx プロトタイプ版は、機能のそろった CSV / TSV エディタです。Pro では、大量のデータを扱うための機能が加わります。プロトタイプ版の列が — の項目は、Pro のライセンスが必要です。正式版で用意する予定の機能で、プロトタイプ版には入っていません。

ファイルを変えないための仕組み

バイト単位でそのまま保存

開いて、何も編集せずに保存すれば、ファイルは元のまま書き戻されます(既定の保存設定の場合)。編集したあとも、文字コード・BOM・改行・末尾の改行は保たれ(例外はよくある質問)、値は変換されません。

サイドカーファイル

色、列幅、非表示の行と列は、CSV の隣にある <ファイル名>.cvdeco に保存します。設定の「サイドカーファイルを書き出す」でオフにもできます。

保存前のバックアップ

保存の前に、ファイルの隣の .delimixx-backups フォルダーへバックアップを作ります(既定で 5 世代)。保存先を、選んだ 1 つのフォルダーにまとめることもできます。古いバックアップは 7〜365 日で自動的に削除するように設定でき、最新の 1 つは常に残ります。

外部での変更を検出

開いているファイルを別のプログラムが変更すると、Delimixx はそれに気づき、tail のように自動で再読み込みもできます。見るだけのファイルは、読み取り専用モードで開けば守れます。

SHA-256 の表示

ファイルの SHA-256 ハッシュを表示して、内容が変わっていないことを確かめられます。

さまざまな形式のファイルを読む

  • 文字コード: UTF-8(BOM の有無とも)、UTF-16、Shift-JIS、EUC-JP、JIS(ISO-2022-JP)、GBK、GB18030、Big5、EUC-KR。自動で判定し、「文字コードを指定して開き直す」こともできます。
  • 区切り文字: カンマ、タブ、セミコロン、パイプ。自動で判定し、手動でも指定できます。
  • 保存時の引用符の設定。
  • 複数のファイルをタブで開けます(同時に開けるファイル(タブ)は 20 までです)。ウィンドウにファイルをドラッグしても開けます。
  • 構造を検証: 列数の合わない行を見つけます。Rainbow列で列ごとに色を分けると、列がずれ始めた場所が分かります。
  • ファイル全体をメモリに読み込みます。非常に大きなファイルを開く前には、必要なメモリを見積もり、開くかどうかを確認します。

編集

  • セルの編集、行の挿入・削除、切り取り・コピー・貼り付け、元に戻す・やり直し(既定 100 回。設定で 20〜1,000 回)。
  • 表計算ソフト風のクイック入力ショートカット、セル内の簡単な数式、同じ列の値からの入力補完。
  • フィルハンドルをドラッグして、値や連続データ(数値・日付・時刻・曜日・月名(旧暦の月名も)・第N四半期・十干・十二支、item1・item2 のような文字と数字の組み合わせ。曜日と月名は日本語・英語に対応)を入力(オートフィル)。下・右だけでなく上・左にも伸ばせ、ダブルクリックすると、データの末尾まで下へ伸ばせます。画面の端で自動スクロールします。伸ばす途中でセル数を表示し、データを上書きする大きな塗りつぶしでは確認します。行と列を入れ替えて貼り付け(転置)。
  • 検索と置換、1 列での並べ替え、1 列でのフィルター。
  • テキストを変換: 前後の空白の除去、連続する空白、制御文字、全角・半角、大文字・小文字。
  • 分割表示、行・列の固定、非表示と再表示、ヘッダー行の切り替え、50〜200% のズーム。
  • あいまい検索つきのコマンドパレット、ショートカットの変更とプリセット。
  • 外観: 自動・ライト・ダークの切り替え、画面の文字サイズ(3 段階)、強調色(6 色のプリセットと任意の色)、タブの幅の上限と下限、タブの複数段表示。
  • 各機能は、右側のサイドパネルの項目から開き、中身はサイドツールパネルに表示されます。

プロトタイプ版と Pro の違い

機能プロトタイプ版Pro
安全な保存、バックアップ、文字コード、区切り文字、サイドカーファイル✓✓
表の編集、元に戻す・やり直し、数式、オートフィル(値と連続データ)、入力補完、転置貼り付け✓✓
検索と置換、1 列の並べ替え、1 列のフィルター、テキストを変換、構造を検証✓✓
タブ、分割表示、固定、非表示、Rainbow列、コマンドパレット、ショートカットの変更、ツールバーとメニュー項目の設定✓✓
複数条件の並べ替え、複数列のフィルター—✓
検索と置換・フィルターでの正規表現—✓
重複行の検出と削除、列の分割・結合—✓
条件付き強調表示(数値・文字・正規表現のルール)—✓
入力規則: 値の一覧、数値・日付の範囲、正規表現、必須項目—✓
ファイルの比較: 行ごと・セルごとの比較、左右に並べた比較ウィンドウ、差分を双方向にコピー—✓
開いているすべてのタブを検索—✓
リアルタイム編集モード(編集のたびにファイルへ保存)—✓
共有用にマスキングして書き出し: 値の全体または一部の置き換え、ハッシュ化。別のファイルに書き出します。マスキングで匿名性が保証されるわけではないので、共有する前に出力を確認してください。—✓
Markdown・HTML・JSON へのエクスポート—✓
セルのコメント(サイドカーファイルに保存)—✓
フラッシュフィル、複数セルの同時編集、ランダムパスワード生成—✓
レコードビュー(1 行をフォームとして表示)—✓
変更履歴・監査ログ(既定はオフ)—✓
色・フォント・罫線の詳細設定とテーマファイル、外部ツールの起動—✓
値の集計: 列の値ごとの件数を数えて、表としてコピーできます—✓

プロトタイプ版では、Pro の機能は画面に表示されません。Pro で加わる機能は、この一覧で確認してください。この一覧は、正式版の公開までに変わることがあります。現在使える機能は、料金ページと変更履歴で確認してください。

プライバシーと信頼

  • ファイルの内容も、使い方の記録も、Delimixx は送信しません。テレメトリはありません。プロトタイプ版が通信するのは、更新の確認をオンにするか「更新を確認」を押したときだけです。Pro が加える通信を含め、詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。
  • エラーメッセージの末尾には、変わらないコードが付きます。通常のログには、ファイル名もセルの内容も含まれません。--debug で始める詳細ログにはファイル名が入ることがあるので、公開する前に確認してください。エラーコードの一覧もあります。

言語と対応環境

  • 画面は英語と日本語に対応しています。起動時は英語で、ようこそ画面または設定で日本語に切り替えられます。選んだ言語は記憶されます。ログは英語で、エラーメッセージは画面の言語に従います。
  • Windows 11(64 ビット、x86-64)に対応しています。macOS 版と Linux 版はありません。